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ベルギー”王妃エリザベスのカルティエティアラ”

こちらのティアラは”王妃エリザベスのカルティエティアラ”です。

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現在のベルギー国王フィリップ殿下の曾祖母さまである
エリザベス王妃さまのティアラでした。


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エリザベス王妃さま

名前の通り、パリの宝石商Cartieの作品であり、
Cartieのアールデコの最高作品と言われていました。

エリザベス王妃からアスリッド王妃
(フィリップ殿下のお婆様)に受け継がれました。
先の記事でご紹介した通り、
アスリッド妃さまはベルギー国民の為に献身的に慈善活動をされ、
またそのスクリーン女優のような美貌もあり、
ベルギー国民から高い人気がありました。

レオポルド3世とアスリッド王妃には、
ジョセフィーヌ王女
(後のルクセンブルク大公妃であり、現在のアンリ大公のお母様)、
ボードアン1世(前の前のベルギー国王)、
アルベール2世(前のベルギー国王)と、
3人のこどもにも恵まれました。

しかし、残念なことにアスリッド王妃は、
1935年に自動車事故でお亡くなりになりました。
享年29歳でした。

夫でありベルギー国王であったレオポルド3世は、
6年後の1941年にリリアンという一般の女性と再婚します。
しかし、このリリアンという女性は結婚式にヒトラーから花束を送られるなど、
かなり問題のある女性でした。

美しかったアストリッド王妃とは対照的に、
国民の人気は低く、”王妃”をいう称号も与えられませんでした。
レオポルド3世とリリアン夫人は、3人の子供に恵まれましたが、
この3人の子供に王位継承権が与えられたのは、だいぶ後の話です。

リリアン夫人に引きずられるかのように、
レオポルド3世への国民からの指示もなくなり、
1951年、王位を先妻のアストリッド王妃の息子ボードアン1世に譲ります。

その後、1960年にボードアン1世はスペインの伯爵家の御姫さま、
ファビオラ姫をお妃に迎えます。
しかし、レオポルド3世の後妻リリアン夫人は
ファビオラ姫に一切の宝石を譲ることはありませんでした。

リリアン夫人は、もともと一般市民であったため、
レオポルド3世と結婚するまで宝石を持っていませんでした。

リリアン夫人の宝石は、
レオポルド3世のお母様である王妃エリザベスさま
(もともとドイツの御姫さま)
と先妻のアストリッド王妃さま
(もともとスエーデンの御姫さま)
から受け継いだものです。

リリアン夫人は受け継いだ多くの宝石をファビオラ王妃に譲らなかったのです。
夫であるレオポルド3世の死後、それら宝石を売却し、
海外での優雅な生活費に変えてまいました。
本当に残念な話です。

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リリアン夫人

現在、この”王妃エリザベスのカルティエティアラ”は、
宝石商Cartieが所蔵しています。

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